庭木の伐採は、自分自身で安全に行える作業ですが、同時に大きな事故につながる可能性もあります。

この記事では、庭木の伐採を自分で行う際の注意点と、安全に作業を進めるための具体的な手順を解説します。
DIYで庭木の伐採に挑戦する際は、この記事を参考に、安全第一で作業を進めていきましょう。

庭木の伐採を自分で行う際の注意点

庭木の伐採を自分で行う際は、安全を第一に考え、事前にしっかりと準備をすることが重要です。
伐採作業は、思わぬ事故につながる可能性を孕んでいるため、安易な気持ちで作業に取り組むことは避けましょう。

1:安全性の確認

まず、伐採する木が安全に伐採できる状況かどうかを判断する必要があります。
樹高、幹の太さ、周囲の環境などを考慮し、自分のスキルや体力で安全に作業できる範囲かどうかを慎重に判断しましょう。

2:必要な知識と技術の習得

安全に伐採を行うためには、適切な知識と技術が不可欠です。
伐採方法、安全対策、道具の使い方などを事前にしっかりと学習しましょう。
インターネットや書籍、専門業者への相談などを活用し、必要な知識をしっかりと身につけましょう。

3:プロに依頼すべきケース

庭木の伐採は、状況によっては専門業者に依頼した方が安全です。
以下のような場合は、無理せずプロに依頼することを検討しましょう。

・樹高が高すぎる
・幹が太すぎる
・木が傾いている
・木が腐っている
・木が電線や建物に近接している
・周囲に障害物がある
・作業に不安がある

庭木の伐採を自分で行う手順

庭木の伐採を自分で行う際は、安全に配慮し、手順を踏むことが重要です。
この記事では、伐採前の準備から伐採作業、根の処理まで、具体的な手順をわかりやすく解説します。

＊伐採前の準備

伐採作業を行う前に、以下の準備をしっかりと行いましょう。

1:安全対策

安全対策として、以下の点に注意しましょう。

・作業を行う前に、周囲に人がいないか確認しましょう。
・伐採する木の下や周囲に障害物がないか確認しましょう。
・作業中は、必ず保護メガネ、手袋、安全靴などを着用しましょう。
・作業に集中し、周囲の状況に注意しましょう。
・伐採する木が倒れる方向に、人がいないか確認しましょう。

2:道具の準備

伐採作業に必要な道具を準備しましょう。

・ノコギリ：枝や幹を切るためのノコギリです。
・斧：太い枝や幹を切るための斧です。
・クワ：根を掘るためのクワです。
・ロープ：木を倒す方向を制御するためのロープです。
・脚立：高い位置にある枝を切るための脚立です。

ただし、脚立を使用する場合は、転倒のリスクを十分に考慮し、安全に配慮して作業を行ってください。

3:伐採作業

伐採作業は以下の手順で行います。

・枝の伐採
まず、伐採する木の下の方にある枝を、ノコギリで切り落とします。
枝を切る際は、木が倒れる方向に注意し、周囲に人がいないことを確認してから作業を始めましょう。

・幹の伐採
枝をすべて切り落とした後、幹をノコギリで切ります。
幹を切る際は、木が倒れる方向をロープで制御し、周囲に人がいないことを確認してから作業を始めましょう。
ノコギリで幹に切り込みを入れ、徐々に切り進めていきます。
幹が半分くらいまで切れたら、木が倒れる方向にロープを引っ張り、木を倒します。
木が倒れる際は、周囲に人がいないことを確認し、安全に配慮しましょう。

・根の処理
木を伐採した後、根が残ります。
根をそのままにしておくと、再成長する可能性があるため、根を処理しましょう。

・根の掘り起こし
根を掘り起こす際は、クワを使用します。
根の周りを丁寧に掘り起こし、根を露出させます。

・根の切断
根を露出させたら、ノコギリで根を切断します。
根を切る際は、根が太い場合は斧を使用する必要がある場合があります。

・根の処理
根を切断したら、根を処分します。
根をそのまま放置すると、腐って土壌を汚染する可能性があるため、適切に処理しましょう。
根を燃やす場合は、周囲に燃えやすいものが無いことを確認し、安全に配慮して行いましょう。

伐採後の清掃

伐採作業が完了したら、伐採現場を清掃しましょう。
伐採した枝や葉、根などを片付け、安全な状態に戻しましょう。

まとめ

庭木の伐採は、自分自身で行うことも可能ですが、安全に配慮し、手順を踏むことが重要です。
記事では、安全に作業を進めるための注意点と、具体的な手順を解説しました。
DIYで庭木の伐採に挑戦する際は、この記事を参考に、安全第一で作業を進めてください。
伐採作業に不安がある場合は、無理せずプロに依頼することを検討しましょう。

当社は、早良区周辺で庭の木の伐採を行っております。
1本からでも伐採が可能ですので、お気軽にご相談ください。