木の根除去とは?自分でできる?プロに頼む?費用・手順を解説

庭木の伐採後、残された木の根が気になっていませんか?
放置すると、思わぬトラブルにつながることも。
今回は、木の根の除去方法について、自分で行う場合と業者に依頼する場合の両方をご紹介します。
それぞれのメリット・デメリットを比較し、状況に最適な方法を選ぶお手伝いをします。
木の根除去の手引き:自分でできる?プロに頼む?
自分で木の根を除去する方法
木の根の除去は、体力と時間を要する作業です。
根の大きさや種類、地盤の硬さなどによって難易度が大きく変わるため、事前に状況をよく把握することが大切です。
必要な道具と準備
基本的な道具は、スコップ・シャベル、剪定のこぎりです。
小さな木であればツルハシだけで済む場合もあります。
その他、軍手、長靴、動きやすい服装は必須です。
根が深く、太い場合は、ハンドスコップ、根切り、電動のこぎり、チェーンブロック、ハイリフトジャッキ、ハンマードリルといった道具も検討しましょう。
これらの道具は、ホームセンターなどで購入できますし、レンタルも可能です。
手順と注意点
まず、切り株の状態にします。
その後、スコップやシャベルで根の周囲を掘り、根を露出させます。
露出した根を剪定のこぎりなどで切断し、根を少しずつ取り除いていきます。
根が太い場合は、電動のこぎりを使うと効率的です。
作業中は、刃物に注意し、軍手と長靴を着用して安全に作業しましょう。
根を完全に除去するのは困難な場合があり、土中に残った根は自然に枯れていきます。
自分で除去できない場合
根が非常に太い、複雑に絡み合っている、地中に埋まっている範囲が広い、など、自分で除去が困難な場合があります。
また、作業に自信がない、時間がないといった場合も業者への依頼を検討しましょう。

木の根除去業者への依頼方法
業者選びのポイント
業者を選ぶ際には、作業内容を事前に丁寧に説明してくれる業者を選ぶことが重要です。
また、費用が明確で、1本からの依頼に対応している業者を選ぶようにしましょう。
費用相場と見積りの取り方
費用の相場は、木の大きさによって大きく異なります。
幹周り30cm以下の木で5,000円~1万円前後、幹周り31~50cmの木で7,000円~2万5,000円、幹周り51~80cmの木で2万5,000円~4万円前後といった目安です。
ただし、これはあくまでも目安であり、重機の使用や作業の難易度によって費用が変動します。
見積りを依頼する際には、作業内容を詳細に確認し、追加費用が発生する可能性についても確認しましょう。
契約時の注意点
契約前に、作業内容、費用、作業日程、保証内容などを明確に確認し、契約書に署名捺印しましょう。
不明な点があれば、業者に確認することをお勧めします。
作業後の確認
作業完了後、作業箇所の状況を確認し、問題がなければ完了となります。
もし、問題があれば業者に連絡しましょう。

まとめ
今回は、木の根の除去方法について、自分で行う場合と業者に依頼する場合の両方について解説しました。
自分で行う場合は、体力と時間、適切な道具が必要です。
業者に依頼する場合は、費用や作業内容を吟味して業者を選ぶことが大切です。
状況に応じて最適な方法を選択し、安全に作業を進めましょう。
木の根の除去は、専門知識や技術が必要な場合もありますので、無理せずプロの力を借りることも検討しましょう。
庭の状況や自身のスキルを考慮し、安全で効率的な方法を選び取ることで、すっきりとした庭を実現できます。
作業前には必ず安全対策を十分に行いましょう。