カクレミノが枯れる原因とその対策!剪定方法や病気・害虫の予防も解説
カクレミノは、その美しい葉模様と丈夫な性質から人気のある庭木です。
しかし、時には枯れてしまうことも。
せっかく植えたカクレミノが枯れてしまうのは悲しいものです。
この記事では、カクレミノが枯れてしまう原因とその対策について解説します。
剪定方法や病気、害虫の予防など、具体的な方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
カクレミノが枯れる原因とは?
カクレミノが枯れてしまう原因は、大きく分けて3つあります。
剪定の仕方が間違っている
カクレミノは、剪定の仕方を間違えると枯れてしまうことがあります。
特に、以下の2点に注意が必要です。
1: 剪定時期
カクレミノの剪定は、成長が活発な時期に行うと、植物への負担が大きくなってしまい、枯れてしまう可能性があります。
そのため、剪定は、休眠期である冬に行うのがおすすめです。
冬に剪定することで、植物の体力温存を促し、春からの成長を助けることができます。
2: 剪定方法
カクレミノの剪定は、不要な枝を切るだけでなく、枝の切り口も重要です。
枝を切る際には、切り口が斜めになるように、また、切り口が傷つかないように注意が必要です。
また、切り口に薬剤を塗布することで、病気や害虫の侵入を防ぎ、植物の回復を早めることができます。
病気や害虫の被害
カクレミノは、様々な病気や害虫の被害を受けやすい植物です。
病気や害虫に感染すると、葉が枯れたり、生育が阻害されたりして、最悪の場合枯れてしまうこともあります。
そのため、病気や害虫の発生には注意が必要です。
環境の変化
カクレミノは、環境の変化にも敏感な植物です。
例えば、日当たりが悪くなったり、水やりが不足したりすると、生育が悪くなって枯れてしまうことがあります。
また、植え替えの際、根を傷つけたり、土壌の環境が変わったりすることも、枯れる原因になります。
カクレミノの病気・害虫とその対策
カクレミノに発生しやすい病気や害虫とその対策方法について、具体的に解説していきます。
1:すす病
すす病は、カクレミノの葉や枝に黒いすすのようなカビが発生する病気です。
すす病の原因は、アブラムシなどの害虫が分泌する甘い蜜に、カビが繁殖することです。
すす病は、植物の光合成を阻害し、生育を悪くします。
対策としては、まずアブラムシなどの害虫を駆除することが重要です。
アブラムシの駆除には、石鹸水や市販の殺虫剤を使用することができます。
また、すす病の予防には、風通しをよくし、日当たりの良い場所に置くことが効果的です。
2:アブラムシ
アブラムシは、カクレミノの新芽や葉に寄生し、植物の汁液を吸い取る害虫です。
アブラムシは、植物の生育を阻害し、葉が萎れたり、変色したりする原因となります。
対策としては、アブラムシを見つけたら、手で払い落とすか、水で洗い流すことが有効です。
また、市販の殺虫剤を使用することもできます。
アブラムシは、甘い蜜を分泌するため、アリが集まってくることがあります。
アリはアブラムシを保護するため、アブラムシの駆除にはアリの駆除も必要です。
3:カイガラムシ
カイガラムシは、カクレミノの枝や葉に寄生し、植物の汁液を吸い取る害虫です。
カイガラムシは、植物の生育を阻害し、葉が黄変したり、枯れたりする原因となります。
対策としては、カイガラムシを見つけたら、ブラシや歯ブラシなどでこすり落とすか、水で洗い流すことが有効です。
また、市販の殺虫剤を使用することもできます。
まとめ
カクレミノが枯れる原因は、剪定方法の誤り、病気や害虫の被害、環境の変化など、様々な要因が考えられます。
カクレミノを健康に育てるためには、適切な剪定方法を理解し、病気や害虫の発生に注意することが重要です。
また、日当たりの良い場所を選び、水やりを適切に行うことも大切です。
この記事を参考にして、美しいカクレミノを長く楽しむことができるように、愛情をかけて育ててくださいね。
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