雑草のつる草の種類と対策方法をご紹介!
庭があることで、家がより心落ち着く場所になります。
しかし、その庭につる草と呼ばれる雑草が侵入すると、その美観は一変します。
つる草は見かけによらず、庭を占拠しやすい厄介な存在です。
今回は、庭に生えるつる草の種類と、その対策方法について解説します。
雑草のつる草の種類
雑草のつる草は、主に以下の4種に分類されます。
1:クズ
クズはマメ科に属する多年草で、冬季にも枯れることが少ないのが特徴です。
根に栄養を蓄える能力が高いため、生命力が強いという面も持っています。
つるが地面に触れると新しい根を生やし、その繁殖力は驚異的です。
2:ヤブガラシ
ブドウ科に属するヤブガラシは、名前の通り「藪を枯らす」ほどの侵略性を持っています。
特に夏季に花を咲かせることで、その存在感を高めます。
一度生えてしまうと、容易には取り除けません。
3:ヘクソカズラ
アカネ科の多年草であるヘクソカズラは、悪臭を放つ雑草です。
この臭いが周囲の生態系に影響を与えることもあるため、要注意です。
4:ガガイモ
ガガイモ科の多年草であるガガイモは、日当たりが良い場所であればどこにでも生えます。
茎や根から白い乳液が出るのが特徴です。
この乳液は皮膚に触れると刺激を与える可能性があります。
今回紹介した4種類のつる草は、どれも多年草であり、生命力と繁殖力がとても強いです。
そのため、一度生えてしまうと完全に駆除するのは難しいです。
つる草の対策方法
ここでは、つる草の具体的な対策方法について紹介していきます。
つる草に悩まされている、または予防したいという方は、ぜひ確認してください。
地面を固める
つる草が生えるのを防ぐためには、地面を固める方法が効果的です。
特に、草の生えない土を使用すると、つる草の根や種が地表に出るのを抑制できます。
防草シートで太陽の光を遮断
防草シートを地面に敷くことで、太陽の光を遮断し、つる草の成長を抑制できます。
この方法は、特に日当たりの良い庭に有効です。
砂利を敷き詰める
防草シートを敷いた上から砂利を敷き詰めると、その重さがつる草の成長をより一層抑制できます。
この方法は、特に大きな庭や公園などで効果を発揮します。
まとめ
クズやヤブガラシ、ヘクソカズラ、ガガイモなどの具体的な対策方法としては、地面を固める、防草シートで遮光する、砂利を敷き詰めるなどがあります。
これらの方法を組み合わせることで、庭の美観を保ちつつ、つる草の侵略を防ぐことが可能です。
庭を美しく保ちたい方は、これらの対策をぜひとも試してみてください。