庭木の抜根は、庭の整備やリニューアル、あるいは建物建設の際に避けて通れない作業の1つです。

しかし、正しい方法と道具を知っていれば、思っているほど難しい作業ではありません。

本記事では、自分で庭木の抜根を行う際に必要な道具と、効率的な抜根方法について解説します。

情報が不足していて判断に迷っている方々に、明確で役立つ情報を提供し、選択の手助けをすることを目的としています。

自分で抜根する際に必要な道具

DIYでの庭木抜根には、適切な道具が必要です。
初めに、作業に適した服装から始めましょう。

汚れても良い運動靴と軍手は必須で、特に軍手は滑り止め付きを選ぶことが重要です。
ぜひ参考にしてみてください。

1:切る道具

庭木の根を切り取る際には、ノコギリと剪定ハサミが必要です。
ノコギリは太い根を、剪定ハサミは細い根を切断するのに適しています。
選ぶ際は、扱いやすさと強度を考慮してください。

2:掘る道具

抜根作業において、土を掘るためにはスコップが欠かせません。
広範囲を掘るための大きなスコップと、細かい作業用の小さなスコップの両方を準備しましょう。

3:あると便利なもの

除草剤を使って根を枯らしておくと、抜根作業が楽になります。
また、作業中に出る土を処理するために高圧洗浄機があると便利です。

庭木の抜根方法

庭木の抜根は、適切な道具を使えば、誰でも効率的に実施可能です。

以下の手順に従って作業を進めましょう。

1:根を露出させる

切り株の周囲を掘り、根を露出させます。
幹の直径の倍の距離から掘り始めると、根を切りやすくなります。

2:根を切る

露出した根は、ツルハシやショベルを使って切断します。
切断した後は、さらに深く掘り進めて、新たに見つかった根を切り続けます。

3:切り株を引き抜く

主要な根を切り、切り株がグラつき始めたら、切り株を引き抜きます。
この時、テコの原理を利用して株を持ち上げると効果的です。

4:プロ仕様の道具を使った抜根方法

より効率的な抜根を目指す場合は、ハイリフトジャッキやチェーンブロックの利用が推奨されます。
これらの道具を使えば、人力だけでは難しい抜根作業も、より簡単に、そして効率的に行えます。

まとめ

庭木の抜根作業は、適切な準備と方法を知っていれば、DIYでも十分に実施可能です。
今回紹介した道具と手順を参考に、安全に作業を行ってください。

また、作業に自信がない場合は、プロのサービスを利用することも1つの選択肢です。

自分で行う場合でも、プロの方法を取り入れることで、作業の効率と安全性を高められます。

庭木の抜根は方法を知っていても難しいと感じた方もいらっしゃるでしょう。
福岡・佐賀で庭木の伐採・剪定をお考えの方は、当社までお気軽にご相談ください。