空き家の庭木放置はトラブルの元!剪定で防ぐべきリスクとは

空き家を所有していると、庭の手入れが課題となることがあります。
庭木が伸び放題になると、景観が悪化するだけでなく、近隣への迷惑や、さらには防犯上の問題にもつながりかねません。
適切に管理されていない状態は、地域社会との関係悪化や、所有者自身の負担増につながる可能性も否定できません。
今回は、空き家の庭木放置が引き起こす具体的なトラブルと、その対策について解説します。
空き家の庭木放置のトラブル
隣家や通行人への迷惑
庭木が伸び放題になり、敷地外に枝葉がはみ出すと、隣家の建物や窓、さらには通行人に怪我をさせてしまう危険性があります。
また、隣家のアンテナを圧迫したり、風が吹くたびに隣家の壁に接触して傷つけたりするケースも報告されています。
これらの越境した枝葉は、近隣住民や通行人にとって大きな迷惑となるだけでなく、思わぬ事故の原因となりかねません。
害虫発生や治安悪化
伸び放題になった庭木や雑草は、蚊や蜂などの害虫が繁殖する温床となりやすい環境を作り出します。
さらに、手入れが行き届いていない様子は、住人が不在である、あるいは管理されていないという印象を与え、空き巣や放火といった犯罪を誘発するリスクを高める可能性があります。
不法投棄のゴミのたまり場となり、悪臭の原因となることもあり、治安の悪化につながる懸念も指摘されています。
特定空き家指定のリスク
衛生上問題がある、倒壊の恐れがある、景観を著しく損なっているなど、一定の基準を満たす空き家は、「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づき「特定空き家」に指定されることがあります。
庭木が放置され、荒れ放題の状態になっていることも、この特定空き家と判断される要因の一つとなり得ます。
特定空き家に指定されると、固定資産税の減免措置が受けられなくなるなど、所有者にとって経済的な不利益が生じる可能性があります。

空き家の庭木の手入れと剪定
空き家の庭木の状態を定期確認
空き家の庭木の状態を良好に保つためには、定期的な確認が不可欠です。
最低でも年に一度は、庭木の枝葉が敷地外にはみ出していないか、隣家への影響はないか、枯れ枝はないかなどを確認するようにしましょう。
早期に問題を発見し、対処することで、近隣とのトラブルやさらなる悪化を防ぐことができます。
伸びた庭木は剪定伐採
庭木が伸びすぎている場合は、剪定や伐採といった適切な処置を行う必要があります。
伸び放題の庭木は、前述したように近隣への迷惑や害虫発生、治安悪化の原因となります。
放置することで、木が衰弱し、倒木のリスクを高めることも考えられます。
定期的な手入れ、特に伸びすぎた枝の剪定や、必要に応じた伐採を行うことが、これらのリスクを軽減するために重要です。
専門業者への依頼を推奨
庭木の手入れ、特に剪定や伐採は、専門的な知識や経験、そして適切な道具が必要となる作業です。
高所での作業や太い枝の切断などは、怪我や物損事故のリスクを伴います。
ご自身での作業が難しいと感じる場合や、安全に作業できる自信がない場合は、無理をせず専門の業者に依頼することを強く推奨します。
遠方に住んでいる場合でも、不在作業に対応している業者に依頼することで、適切に庭の手入れを行うことが可能です。

まとめ
空き家の庭木を放置することは、単なる景観の問題にとどまらず、隣家への迷惑、害虫の発生、治安の悪化、さらには特定空き家への指定といった、多岐にわたるトラブルを引き起こす可能性があります。
これらの問題を未然に防ぎ、良好な状態を維持するためには、庭木の状態を定期的に確認し、必要に応じて剪定や伐採を行うことが極めて重要です。
手入れが困難な場合や、安全面で不安がある際には、専門業者に相談・依頼することを検討しましょう。
適切な庭木管理は、近隣との良好な関係を保ち、空き家という資産を守るための第一歩となります。








